更衣室はドラマチック
2016年 01月 28日
クラス後更衣室で生徒の女の子が泣いていた。
目を真っ赤にしてこみ上げる涙を抑えられずにいた。
聞くと、なかなかポーズをできるようにならないことが悔しいという。
私は先生よろしく「そうかそうか、それは悔しいよね、わかってても悔しいよね
泣くがいいよ」と慰め、
心の中でも「いつかできるようになるよ、ポーズが全てではないよ」と毒にも薬にもならないようなことをつぶやいていた。
しかし泣く彼女を見ていたら、私の中にも彼女がいることに気がついてしまった。
呼び起こされてしまった。
もうそろそろ涙もおさまろうかという彼女に対し
「私だってさあ、先生だっていうのにポーズ1年も止まったままでさあ」「全然できるようにならないし、少し体が柔らかくなってくると痛くなるしさあ」と慰めの方向性を完全に見失って、泣けてきてしまった。
もちろん、できることできないこと、その両方が醍醐味だ。
内側では毎回の練習が静かにドラマチックだ。
でもでもでも、できないポーズできるようになりたいです!
スプタクルマアサナできるようになりたいです!
この気持ちがある事実の中で、また練習をしよう。
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by z-jyo
| 2016-01-28 17:39
| できごと